2011年06月23日

あおきりみかん、『東京公園』、シナリオ、キャンディーズ

 「あおきりみかん」
 6月12日に劇団あおきりみかんの24回公演「気分屋」を観劇しました。愛知県芸術劇場小ホールにて。
 おととしから、あおきりみかんさんのDVDボーナストラック用メイキングの制作に入ってて、今回はなかったんですが、なのでお客さんとして観るのは今回が初めてでした。いつもだと、舞台裏撮影しながらあわただしく本番も観せてもらう感じなので。

 あらためて言うのもなんですが、やっぱり面白いですね~。面白いというか、作演出の鹿目さんには一貫したテーマがあって、それを芝居ごとに、いろんな角度から掘り下げていってる連続性が、なんかわくわくするんですね。えーと、”何ものでもない自分”と言いますか、”違う自分ではない自分”と言いますか、でも、そこから本当の自分探しみたいな安易な道には絶対いかない、”疑い”というか”誰でもない”というか、見えそうで見えない、その先の角を曲がる後姿だけがちらっと見えるような延々とすり抜け続ける感じがあります。この先になにがあるのか期待を持たせる作家さんですね。

 名古屋演劇界のことには全然疎いんですが、あおきりみかんは、えーと、10年選手劇団で、年数で言えば上から数えて5番目?10番目?くらいかと思いますが(間違ってたらすいません)、内容で言えばトップなんじゃないかなぁ。すごいな~、というのが感想です。

 『東京公園』
 青山真治監督。『サッド・バケーション』以来4年ぶりということで、いそいそと名古屋まで見に行きました。いや、始まって「あれ、もしかして面白くない?」って感じで見てたのに、いつのまにかどんどんのめりこみ、終わったら「いや~、いい映画だった~」と思う不思議な映画でした。

 なんていうんでしょう、登場人物たちの関係がじんわりじんわりわかってきて、次の展開が全然読めないのに、そうなると、そうなるとしかないという展開のリアリティと言いますか、1つも「そりゃないだろう」ってところがないんですよね。そりゃないだろうって話なのに。
 役者さんもみんなよかったですし。三浦春馬とか栄倉奈々とかドラマをあまり見ないので、はじめてちゃんと見ましたが、よかったですね。

 撮影や編集も、なんでもありな感じで、今回今までになく切り替えしで撮ってましたし(見つめあうというテーマからなのか、現場でそうなったのか曖昧ですが)、とても普通だったんですが。演出に力入れたのかな~と。観てる間はそうとは思わないんですけど。
 とにかく、不思議な、でも傑作な1本でした。
 ☆5つ。

 加藤”TACT”行延監督作のシナリオ
 久しぶりにシナリオ書くにあたって、ちょっと集中して考えてます、ここんところ。えーと、ちゃんと集中するのは『幸福な結末』以来でしょうか。とすると1年半?2年?ぶりくらいですね。テレビのドラマはあまり集中せずに書いてしまっているので。

 まあ、TACTさんへの恩返し的な意味もあるので、いい話書きたいなと。エンターテイメント王ですからTACTさんは。イメージとしては、ピクサー映画のシナリオみたいに、全てがばっちばっちっと最後にはまってくるような感じと言いますか。そういうのを書きたいと。
 今度の土曜日に、シーン構成打ち合わせして、初稿書きの予定。

 キャンディーズ
 まだまだキャンディーズ熱が冷めない今日この頃。
 いろいろネット見てると、元祖バラドルなんて言われてますが、確かに8時だよ全員集合とか見ごろ食べごろ笑いごろとかコントもたくさんやってますが(すべてリアルタイムじゃなくて、今見てるのですが)、よくよく考えると、ナベプロですから、エンターテイナーとしての王道でもあるんですね、歌って踊ってコントもやってというのは。ザ・ピーナッツという大先輩もいますし。
 そういう意味で言えば、ナベプロ全盛の最後のアイドルでありながら、解散する前から身近な普通の子という80年代のアイドルブームに繋がる最初でもあったんだなと。この後、80年代になって、アイドルが細分化され、その中からバラドルってのが出てきたんで、元祖でありつつちょっと違うという感じがします。
 うん、それにしてもいいんですよね~、キャンディーズ。
   

Posted by みふだいひょう at 02:27Comments(0)