2012年04月25日

劇団カレイドスコープ、『アーティスト』、浜松

 劇団カレイドスコープ公演
 4月21日に観に行ってきました。豊田産業文化センターにて。劇団カレイドスコープはとよた演劇アカデミーの1期生が中心になって結成された劇団で、当時私も演劇アカデミーの実行委員をしていたので団員さんの顔は大体わかりますね(演劇アカデミーは今年5期生を募集中ですね)。

 短編2本の上演で、1本目は不条理っぽい感じだったのですが、不条理劇って演技力とか奥にあるテーマなんかが強靭でないとなかなかわけがわからなくなってしまうので、ちょっと見ていてつらかったかなぁ。「面白くなかった」とか「よくわからなかった」というより「観ていてつらかった」というのが正直な感想ですね・・・。

 もう1本の方は割合安心して観れましたが、セット等もないかなりシンプルな舞台だったので、やっぱりちょっとさみしかったでしょうか。

 今回アフタートークもあって、まあ、面白かったんですが、どうもああいううちわ感って苦手なんですよね。まあ、来てる人みんなうちわだからいいんじゃないかと言われればそうなんでしょうけど、うちわを前提にした公演というのも。
 大体演劇ってもっと大きな劇団観に行っても、独特のうちわ感ってあるんですけどね(傾向として日本全国そうなんでしょうね、きっと)。どうもそういうの苦手です・・・。

 ドラマ撮影
 28日の日曜日は、M.I.F.製作のテレビ番組小坂本町一丁目テレビ内の連続ミニドラマ「豊田市駅前七福ショッパーズ」の撮影。11・12話分です。
 雨降りでしたが、なんとかほぼ予定通り撮りました。11話は5月6日から放送です。サイトでもその次の週から観れます。

 『アーティスト』(ミシェル・アザナヴィシウス監督)を観に
 ドラマ撮影後足腰がかなり疲れてましたが、中年体に鞭打って観に行ってきました。言わずと知れたアカデミー作品賞ほか受賞作ですね。

 モノクロサイレント作で話題ですが、よきハリウッド映画の世界観を周到に再現しつつ、名作へのオマージュをちりばめつつ(とてもすべての元ネタはわかりませんが)、約100分を観せきってましたね。

 そう思うと、映画って技術革新にともなって発達してきたわけですが、基本的なカット割りとかストーリーテリングって実は変わってない、いわゆる40年代ころまでの黄金期に確立されてしまっているんだなぁと今さらながら思いました。

 Star☆Tの歌詞打ち合わせ
 月曜日にStar☆Tの新曲作成に向けて歌詞打ち合わせ。夏に向けて4曲ほど新曲を作る予定なんですが、歌詞を地元の人に書いてもらおうと、上で言った演劇アカデミー出身者で書いてみたい人を募集して、アカデミー2期生の宮本さんという女性が書いてみたいと言ってくれたので、その打ち合わせ。

 デビュー曲のコンビで書いてもいいんですが、せかっくなのでネットワークを広げると言いますか、人材育成も兼ねてですね。なので、何でもいいから好きなように、ではなくコンセプト等打ち合わせして確認して、という段取りで進めます。

 新曲4曲は、作詞作曲ともいろんな人がかかわっての製作になりそうで、楽しみですね、調整が大変ではありますが。

 昨日は浜松へ
 先週四日市に行ってきたのですが、昨日は浜松へ。エフエムとよたの市川局長が、いい人を紹介してあげようということで。エフエム浜松の方と、それから数年前にエフエム浜松を退社されて、現在地域プロデューサーとしてがんばってみえる鈴木さんという方とお会いしてきました。
 鈴木さんは、市民音楽祭とか色々仕掛けて見える方で、大変勉強になりましたよ。私も触発されて、帰り道につらつらとStar☆Tのこととか映画祭のこととか新しいアイディアが浮かんだような浮かばないような・・・。

 浜松のミニシアターシネマイーラの榎本館長ともお会いしてきました。館長の話もなかなか濃かったなぁ。

 エフエム浜松の土井取締役に浜松駅前の八百徳本店といううなぎ屋さんで、うなぎ茶漬けもごちそうになっちゃいました。さすがにおいしかったなぁ。

 そして、明日から福岡です。私の監督作『森男』が上映されます。詳しくはhttp://mifdesu.blog83.fc2.com/blog-entry-296.htmlを。



Posted by みふだいひょう at 16:14│Comments(2)
この記事へのコメント
> どうもああいううちわ感って苦手なんですよね。

やはりそうですか。そう感じてたのは私だけじゃなかったんですね。
私は、みふだいひょうさんよりもっと彼らに近づいていたため、もっと露骨な疎外も受けていました。
故郷豊田の文化発展に寄与したいという動機でやってきた私は、ついに彼らと折り合うことはありませんでした。
しかし今回、私が突然の病気で障害者になってしまい二度と舞台にも立てない身体になってしまったので、そんな豊田の演劇界ともこれでおさらばです。

でも身体には障害があっても頭はしっかりしているので、また何かの機会にご一緒することがあればよろしくお願いします。
Posted by しょうのみしょうのみ at 2012年04月25日 18:03
 仲間で蜜なコミュニケーションをとってやっていくことはとても大切だと思います。
 それをお客さんにどう見せるかというのは難しいバランス感覚が必要ですよね。

 ご病気をされたとのこと、お大事にしてくださいね。

 
Posted by みふだいひょうみふだいひょう at 2012年05月05日 09:58
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劇団カレイドスコープ、『アーティスト』、浜松
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