2009年11月29日

幸福な結末な数日

 11月24日(火)
 『幸福な結末』シナリオ検討。8月にとりあえずの決定稿として14稿をあげた後、岩松監督が修正、さらに伴野紀子さん(私の前監督作『少したのしい』でシナリオ書いてます)も改稿してくれたので、監督と伴野さんと3人で。私も9月以降製作方面で忙しくほとんどシナリオのことは一旦忘れていて、久しぶりに読み返すと色々と粗が見えたり、新しいアイディアが浮かんだりして、楽しいです。一旦離れると客観的に見れるということでしょうね。
 夜7時から始めて、11時までやっても最後まで行かず。もう1回やることに。

 11月26日(木)
 『幸福な結末』スタッフ定例会。のはずが、ブラックインディ!より、合同オーディションの応募者応募用紙が送られてきて、各自で整理せよとのことで、たくさんの方のお手伝いをお願いして(CATV局キャッチの方や、岡崎の地域雑誌リバーシブルの方とか)、情報のエクセルへの入力作業。全員で13人くらいいても、夜7時前から11時過ぎまでかかってしまいました。

 11月27日(金)
 寸暇を惜しんで映画鑑賞。
 『ゼロの焦点』犬堂一心監督
 まずは、昭和30年代の美術がすばらしかったですね。オープンセットを組んでいるんでしょうか。監督も「この映画の肝は美術だ」とわかっててこれでもかと見せてます。エンドクレジットの映像の入れ方も含めて。
 松本清張は社会派サスペンスってことで、本作は女性の自立というか地位ってのがテーマで、やはりいささか古い感は拭えませんが、ラストの映像が「先人達の努力は今どうなったのか・・・」という問いかけにもなっているようで、なんとかまとめたかなと思います。
 広末涼子って私は昔から好きなんですが(先日、数人の女性と話してたら、広末って同性からはすこぶる評判が悪かったですね)、中谷美紀と木村多江を向こうに回しちゃうとさすがに分が悪かったですねぇ。純粋無垢な若奥さんというキャスティングは間違ってないと思いますが、なかなかそれ以上に物語を語るまでは行けてないなぁと思いました。『ヴィヨンの妻』はとてもよかったですけど。
 ☆4弱で。

 11月28日(土)
 午後から仕事の昇進試験。今年は小論文だけで勉強しなくてよかったから大分気が楽。

 夜は、妹の夫のご両親が岐阜から来るとのことで、実家でおもてなし。久しぶりに実家に泊まる。

 11月29日(日)
 昼より『幸福な結末』打ち合わせ。ブラックインディが12月13日に東京でプレオーディション(1月の正式オーディションの前にラフな顔合わせ会)をやるとのことで、主にその打ち合わせ。
 監督と今井撮影監督、山田Pは午前中から、CG、VFX関係の打ち合わせを、先日M.I.F.でやった美術館上映会で久しぶりに出会った杉田監督(小坂本町一丁目映画祭Vol.6で『とべないトリ』というCG作品を上映させてもらった豊田在住の監督)とやってました。
 夕方から名古屋のタレントプロダクションスタンドアップに行って、所属タレントさんのオーディションをやらせてもらう。20人くらい参加してもらいました。
 午後9時過ぎに終了。  

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2009年11月26日

イベント、あおきり、CM撮影、『イングロリアス・バスターズ』

 11月20日(金)
 DVD紹介を連載しているフリーペーパーCOAの忘年会に出席。が、場所をすっかり勘違いして(センチュリーホテルをプラザホテルと勘違い。柿本町に行かなければならいのにトヨタ自本社前に行っちゃっいました)、結局タクシーで駆けつけたりして遅れる。
 トヨタグランドの瀬々前支配人と野瀬現支配人はじめCOAが関わってる色んな人がいて、ごあいさつして回りました。
 ボジェレーヌーボーがあって、数杯いただく。飲みやすいんですよね、ボジェレーヌーボーって。

 11月21日(土)
 えー、忙しかった週末。
 仕事の関係で豊田市藤岡地区の観光イベント(ふじおか紅葉まつり)に顔出しと写真撮り。愛知県緑化センターで午前10時~3時頃まで。一旦帰って、再び夜に顔出し。ライトアップをやってたので。

 11月22日(日)
 早起きして名古屋へ。劇団あおきりみかんの名古屋後援楽日のメイキング撮影です。テレピアホールにて。9時半からいろいろ撮影して、1時からの本番は客席で観させてもらって、終了後も少し撮影して、4時過ぎに終了。打ち上げに誘われたが次があってお断りする。残念。

 それにしても、あおきりみかんその21「占いホテル」はとても面白かったです。作演出の鹿目さんの作家性を改めて感じられる内容でした。つまり、ここ数作(しか観てないので)でシチュエーションやスタイルは違えどもテーマが一貫している。一貫しているというか、とらえたいべき問題を手を変え品を変え色んな方向から照射しているという印象があります。それが非常にリアルなんですね。多分鹿目さんの生活というか生き方に密着した問題だからなんじゃないかと思うんです。そういう意味で次の公演はどうくるのかと続けて観ていきたいと思わせます。いい劇団ですよ~。

 豊田に帰って、小坂本町一丁目テレビ内コーナー「セレブ道場2」の撮影。花丘町(と言ってもピンとこないですよね、豊田厚生病院の近くです)のキーネ・ヘアコレクションという美容室にて。この前テレビにゲスト出演してもらった、名古屋で活動する映画製作団体K-Dogsの鈴木さんの紹介。なんのかんのと2時間ほど撮影。
 終了後、姫と笑劇派ガンジ君と撮影してくれた原田君とでお茶でも飲む。

 11月23日(月)
 3連休最終日。
 えーと、今日は小坂本町一丁目映画祭Vol.8に協賛いただける岡崎のエステサロン「ピーチェリーノ」さんのCM撮影。店長のkumiさんはM.I.F.製作『少したのしい』のメイクもやってくれた方です。
 Kumiさんがアイディアがいっぱいある方で、ストーリーも構成もほとんど考えてくれて、それに沿って撮影するのみなんですが、撮影地が5ヶ所あって、昼からの撮影でなんとか陽が落ちる前に外撮影を終了させる。さらに店内の撮影は、どうしても私が次の予定があって撮影の原田君に託して先に帰る。本当は1人で撮影するつもりが昨日「時間あるから行きますよ」と撮影に来てくれた原田君を置いてきてしまった。すまぬ&原田君が来てくれてよかった。
 豊田を縦断して藤岡地区のイベントへの顔出し。なんとか間に合う。
 3日間なんか忙しかったな。

 と言いつつ、遅くに映画館にも行きました。

 『イングロリアス・バスターズ』クエンティン・タランティーノ監督
 前評判どおり面白かったですね~。『キルビル』『デスプルーフ』とすごく面白かったので、見逃すわけにはいかないと行きましたが、前2作ほどはじけてませんが(『パルプ・フィクション』に印象が似てるかなぁ)、その分物語にも深みがあるというか、あのー、ちょっと安定感すら漂うというか・・・。いや、色んなところから引用してきたり音楽も持ってきちゃったりと相変わらずなんですよ、でも、じっくり観れて、面白いというね。面白かったです。
 ☆5つ献上しましょう。

写真は愛知県緑化センターと木瀬の神社(小原の手前ですね)のライトアップ。木瀬の神社ではジャズライブがあって結構いい感じでした。


  

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2009年11月20日

『なくもんか』、本の話、マドンナとボウディーズ

 11月14日(土)
 午前中は仕事。夕方から名古屋伏見へ。劇団あおきりみかんのメイキング撮影です。今回は団員の山中崇敬さんクローズアップ企画ということで、インタビューを撮ったり。通し稽古も撮影させてもら。22:00まで。
 あおきりみかんの新作「占いホテル」は11月20,21,22日とテレピアホールです。詳しくはhttp://www7.plala.or.jp/lifu/

 11月15日(日)
 午前中トヨタグランドへ。
 『なくもんか』
 クドカン脚本阿部サダヲ主演作ですね。「舞妓Haaaan!」よりも面白かったです。阿部サダヲ独壇場ですが、竹内結子も何気によかったですね。いしだあゆみもよかった。要所要所で笑わせます。ちょっと長いのが気になったけど(2時間をちょっと超える)。 ☆4つ。

 午後5時からは美術館上映会の最終日。日曜日なので3日間の内では一番来場者がありました。30人くらいいらっしゃったでしょうか。一般の方も(顔見知りじゃない方も)結構来場してくれてましたし。
 久しぶりに自分の監督作『少したのしい』を観て、「ここの演出こうすればよかったな~」と何箇所か反省する。
 作品上映させてもらった『あい』の林監督と『とべないトリ』の杉田監督夫妻も含めてスタッフで四馬路で晩飯。

 11月16日(月)
 雑誌COAのDVD紹介記事書き。今回は故市川準監督のことを書きました。10月末に未DVD化だった5本のBOXが出て、12月末にはばら売りも始まるとのことです。市川監督は21年間で21本も監督してるんですね。そんな多作な印象がないんだけど、振り返ると多作ですね。60歳前に亡くなってしまったのはもちろん早すぎますが。

 11月17日(火)
 トヨタグランド野瀬支配人のところへお願いに伺う。映画『幸福な結末』への後援とサポーターズクラブ会員への映画館クーポン券発行をお願いし、快く承諾してもらう。

 11月19日(水)
 近頃、夜更かしすると次の日早寝してしまうようになってきました。仮眠のつもりがそのまま起きれないパターン。歳ですかな。でもここ数日はがんばってメールの返信や映画祭の後援申請書類や映画祭に向けての分担表なぞを作る。チラシデザインのお願いやイオンシネマ岡崎の支配人さんへの長めのメールも打つ。

 本も少しずつ読む。
 森達也著「東京番外地」。森達也氏が東京の番外地的な場所(東京拘置所とか皇居とか山谷とか)をぶらぶら歩いてのルポというかエッセイ。森氏の内向きな反権力というかナイーブなアンチテーゼとかって、ちょっと青臭いと思いつつも嫌いじゃなくて、結構著書を読んでますね。この本も面白かったです。

 蓮池薫著「半島へ、ふたたび」。蓮池氏の韓国へ取材旅行を中心に書かれた本。今話題になってますね。

 山本文緒著「再婚生活 私のうつ闘病日記」。氏の本は数冊しか読んだことないんですが、かなり思いうつ病にかかっていた頃の日記です。結構軽く読めますね。内容は決して軽くないのだけれど、作家的な客観性と文章のテンポで読ませます。

 それから。車ではマドンナのベストをよく聞いてます。マドンナとマイケル・ジャクソンとプリンスは同い年なんですね。3人とも中学生の洋楽のヒットチャートを追いかけてた頃によく聞きました。
 今聞いてもファーストアルバム収録のホリデイやボーダーラインとかエブリバディとかのミニマムさっていいですよね。ディスコサウンドです。
 でも、一時期80年代の曲を聴くとものすごーく古臭く聞こえてたのが、最近はそうでもないのは、今の音が80年代リバイバルしてるからでしょうか。耳というのはものすごく習慣性があるのです。CMやドラマで繰り返し聞いてると、いいなと思っちゃうのも習慣性。

 メンバーの川口君が「フラテリスが好きなら多分好きですよ」と貸してくれたボウディーズも聞いてます(ボウディーズでいいんだよね?発音)。確かにいい。ちょっと話題のバンドらしいですね。
 確かにシングル曲はもろフラテリスですが、じゃあそのフラテリスが音楽シーンでどういう位置なのかということまで知らないので(最新情報に疎いんです)、その他にどういう影響を受けてるのかはわからず。
 でも、話題のバンドというのは本当なんだろうか?だってJポップ感ゼロだし(日本人好みのわかりやすいメロウさがない)、歌詞は英語だし。まあ、だから好きな感じなんだけど。   

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2009年11月14日

映画祭上映作決定、美術館上映会

 11月11日(水)
 M.I.F.の企画会議。とよた市民活動センターにて。2月7日の小坂本町一丁目映画祭Vol.8のことを検討しました。中でも一番時間がかかったのが上映作の決定。メンバーで1次2次と選考を重ねて、最終的には企画会議メンバーの意見をすり合わせて決定します。なんとか苦渋(どれも上映したいからです)の決定をしました。各監督への上映確認をした後、11月末には発表の予定です。

 終了後、メンバーの原田君と川口君と四馬路に。新しいメニューで火鍋ってのがあって、2種類のスープが選べて色んなタレもあって、一番ベストな食べ方を探すのに四苦八苦する。

 11月12日(木)
 今日から豊田市美術館での上映会。M.I.F.製作映画と過去の映画祭からの選りすぐりを上映です。本日はM.I.F.第1作私監督の『箱』を上映。
 終わってから、『箱』主演の近藤美由紀嬢、メンバーの古川さん、川口君、原田君、鈴木文奈ちゃんとびっくりドンキーでハンバーグで夕食。なぜはみんなで豚汁を頼んで店員の女の子に笑われる。

 11月13日(金)
 今日も美術館上映会。本日の上映作はM.I.F.第2作の『カササギの惑星』と第3作の『ザ・ワンダフル・ファミリー』。

 美術館上映会もあと15日のみ。ぜひお越しください。無料ですから。
 上映作紹介しときましょう。

11月15日(日)
17:00~
『bridge』(5分)監督/山田園子 絵本のようなアニメーション作品
『あい』(10分)監督/林一嘉 名古屋で活動する林監督作
『とべないトリ』(5分)監督/杉田 崇 豊田市在住監督によるCGアニメーション作品
17:30~
『るり子とさとし』(15分)監督/市川悠輔 不思議な魅力に包まれた抱腹絶倒作
『レッツゴー番長』(15分)監督/鈴木 専 圧倒的なタッチによるアニメーション。スキップシティ映画祭グランプリ受賞作
18:00~
『昨日の町で、』(20分)監督/岩松顕 数々の映画祭で上映。次回作『幸福な結末』もよろしく。
18:30~
『少したのしい』(35分)監督/清水雅人 M.I.F.最新作は女子高生が豊田を旅するロードムービー。

上映作の詳細はこちらhttp://mif.jpn.org/web/news/2009.html#091027

 美術館が19:30まで開館時間延長する開館記念ウィークも15日で終了です。足助のたんころりんで幻想的な中庭や屋外展示もあって、こっちも結構いい感じですよ。

たんころりんと上の池で展示のされてる映像作品。うちの上映会は講堂でです。


  

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2009年11月12日

長崎俊一監督ゲスト決定、『スペル』、明日から美術館上映会

 11月5日(木)
 エフエムとよたラジオラブィートにて番組収録。今月からボッドキャストも始めるということで、それ用のデータも同時に録る。
 同じ建物のひまわりネットワークに『幸福な結末』の協力等依頼で来ていた岩松監督以下と合流。コンテンツ部の佐々木部長代理(でよかったかな)と会談。

 M.I.F.主催による小坂本町一丁目映画祭Vol.8は2010年2月7日(日)に豊田市福祉センターで開催するんですが、なんとゲストに映画監督の長崎俊一さんが決定しました。自主制作映画から監督になった第1世代の偉大な監督です。近作は『西の魔女が死んだ』ですね。いい映画でした。メンバーの古川さんと名古屋学芸大学のつながりからご紹介いただきゲスト決定となりました。
 今から緊張しちゃいますね。

 11月6日(金)
 『幸福な結末』のキャスティング協力依頼のため三好の劇団三好演劇塾に行く予定がキャンセルになって、かわりに伴野紀子さんと打ち合わせ。伴野紀子さんは『幸福の結末』のスタッフもやってもらているので、その辺りの。
 1時間のつもりがつい2時間話す。
  
 11月7日(土)
 昼間はぐーたらして夕方からプール、そして映画館へ。

 『スペル』サム・ライミ監督
 面白かったっすねー。冒頭からものすごくいい味で(いい色だった、70年代っぽいというか)、細かいアイディアなんか撮ってるのが楽しくてしょうがないって感じが溢れちゃってます。アリソン・ローマンが汚物被りっぱなしはもう大爆笑スレスレだし。
 スピード感もすごいし、往年のB級ホラー色満載なんだけど、案外ストーリー的にも破綻がなくて、ちゃんと作ってあるんですよね。さすがサムライミの1本でした。ラストは読めちゃいますが、まあ、これも往年のホラー色ってことでアリでしょう。

 妻曰く、近くでワーキャー言いながら見てた高校生らしき女の子2人組が終わった後のトイレで「私、おばあちゃんにやさしくしよ~」と言ってたとのこと。こういうシンプルさって大切ですよね、映画って。

 ☆5つ献上します。

 11月8日(日)
 今日は、午後から休日出勤。夜8時まで。

 帰って来てから小坂本町一丁目映画祭応募作の感想執筆。応募くださったみなさんへのせめてものお礼ということで感想をメンバーみんなでせっせと書いてるんです。十数本分を書く。

 11月9日(月)
 映画祭応募作感想書きの続き。全部書き終えてとりまとめの伴野さんへ送信。

 今週末にある豊田市美術館上映会用のプログラムとか表示看板をそろそろ作らねばと思っていたら、メンバーの原田君より「作りますよ」のうれしいメール。ものすごいいいタイミングだった。急いで原稿を作って、送信。原田君と新メンバーになった鈴木文奈ちゃんが作ってくれることになりました。

 11月10日(火)
 とよた演劇アカデミーの稽古場に顔を出す。ちょうど実行委員会をやってて、アカデミー副実行院長の石黒さんはじめ実行委員のみなさんに『幸福な結末』の協力依頼をして、キャスティングのために周辺の劇団事情も聞く。
 12月になったら演劇アカデミーの通し稽古も見させてもらうことをお願いする。

 11月11日(水)
 M.I.F.企画会議。メンバーの代表の会です。細かいことはここで話し合い決定します。
 2月7日の小坂本町一丁目映画祭Vol.8の主な計画ともろもろ確認事項を検討。それから、先々週の2次選考上映会のみんなの意見を元に上映作を決定する。
 上映作は間もなく発表されます。

 さて明日から、豊田市美術館で上映会をします。美術館の中の講堂にて。M.I.F.製作映画と全国の自主製作映画の選りすぐりが無料で見れます。美術館は今週開館記念ウィークってことで夜7時30分まで開館中です。ぜひお越しください。私も3日とも会場にいます。
 上映スケジュールはこちらにて。http://mif.jpn.org/web/news/2009.html#091027   


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2009年11月05日

こざほんテレビ、『風が強く吹いている』、豊田市美術館上映会

 11月2日(月)
 小坂本町一丁目テレビ11月放送分をひまわりネットワークに納品。
 オンデマンド用の編集も済ます。今回バラエティコーナーの尺が長いのでオンデマンド40分を超えてしまいました。
 でも、けっこう充実の内容だと思うので、ここで内容告知。

 まずは、10月17日にやったM.I.F.ワークショップで参加者の方たちが編集した短編ドラマを放送。同じ素材のドラマを編集の違う2パターン比較しながら観れます。
 それから新コーナー「MIF48」。エムアイエフフォーティーエイトと読みます。内容は見てのお楽しみに。
 「恋愛警察LOVE DEKA」FILE2は私が監督。自分で言うのもなんですが、そこそこ面白く出来上がっております。
 そしてミフメンバーが作った5分内の短編コーナーこざほんミニシアターは、M.I.F.製作映画では音声、テレビのミニドラマ「渡刈の晩ごはん」では2話分を監督と経験を積んで来た秋山勝成君。30分で2人で撮影した「これぞこざほんミニシアターの真髄!」と目からウロコの1本です(ハードル上げすぎか?)。
 ということで、今週土曜日から放送、オンデマンドも土曜日から出せると思いますのでお楽しみに。

 土曜日の「幸福な結末」打ち合わせの会議録を作ったり、協賛特典案を修正したり、その他メールを出したりと雑事。

 11月3日(火)
 祝日で仕事はお休み。寒いですね。

 映画鑑賞。
 『風が強く吹いている』大森寿美男監督
 少し先行しすぎの感もあるくらい前評判が高くて(M三好でも12番シアターでした。3番目に大きなところで、これは前評判を受けてでしょうね)逆に心配でしたが、いや面白かったですね。
 前半はコメディ感のある青春もので、ちょっとギリギリな感じもありましたが(でも、結構泣けちゃいましたけど)、後半の駅伝シーンのスケール感が結構よかった。林遺都の走り姿もよかったです。
 佐々部清監督の堅実さに映像としてのスケール感がプラスされた感じですね。ちょっと長いかな(2時間を超えるので)というきらいはありますが。
 ☆4つ。

 それから。映画「幸福な結末」のキャスティング準備で三好日進で活動する演劇グループ遊さんの打ち合わせしているところにご挨拶。1時間ほど話して協力の快諾を得る。
 それから豊田市美術館に行って、来週の美術館での上映会の下見。
 11月12日(木)13(金)15日(日)と美術館で上映会をやります。過去のM.I.F.作全4本と、小坂本町一丁目映画祭上映作からの選りすぐりを上映するので(アニメーションを中心に)、ぜひご来場ください。入場無料です。
 上映スケジュールはこちらです。http://mif.jpn.org/web/news/2009.html#091027  

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2009年11月01日

テレビの編集、『母なる証明』、映画祭上映作選考会

 10月25日(日)
 劇団あおきりみかんの前回公演メイキングを渡すために朝9時に平針へ。平針のジョナサン駐車場であおきりみかんの制作担当の中元さんと待ち合わせて渡す。内容確認してもらって、修正要望があれば修正して本納品となります。
 あおきりみかんは、次公演が11月20~22日と迫ってきてますね。チケット発売中だと思います。あおきりみかんサイトhttp://www7.plala.or.jp/lifu/

 冬物服を買いに土岐プレミアムアウトレットに行ってみる。あいかわらずすごい人でした。ビームスで数点買う。

 10月26日(月)
 小坂本町一丁目テレビの新コーナーの編集。新コーナーのタイトルは「MIF48」。ホーリーさんの思いつき企画ですが、久々のくだらなコーナーです。編集してて楽しい。

 10月28日(水)
 まず、小坂本町一丁目ラジオの収録。ラジオはミフメンバーが週代わりでパーソナリティをしてますが(私は第1週担当)、今月は木曜日が(放送は木曜深夜24~25時です)5回あるので5回目は特別編で、私と4週目担当の秋山君と2週目担当のホーリーさんもちょっと出て、矢野マッコスゲストで収録。
 そういえば、ラジオはいよいよ11月からボッドキャストでインターネット公開の予定です。豊田三好以外の方もぜひ聞いてみてください。ラジオでは案外まじめに劇場映画のことを話してます。

 ラジオ収録終わりでそのまま小坂本町一丁目テレビのトーク収録。テレビ内コーナーミニドラマ「恋愛警察LOVE DEKA」の撮影セット(ホーリーさんの倉庫代わりで借りてるアパート)にて。
 10時過ぎに終わって、香楼苑という中華屋で遅い晩飯。道路拡張で移転新装した香楼苑に初めて行きましたが、味は懐かしいままでした。

 10月29日(木)
 今日もラジオラブィートに行って市川局長と面談。今日は映画『幸福な結末』の協賛等のお願いに。

 小坂本町一丁目テレビの編集。半分まで。


 10月30日(金)
 久しぶりにすみやに行ってCDを購入。
 マドンナのベスト(2枚組の方)、パール・ジャムの新作、ジャック・ジョンソンのライブ盤(これも出たとこみたいですね)、それからMIKAという人のセカンド(聞いたことないけどジェケ買いならぬ紹介文買いしてみました)。
 でも、買ったまままだ封を切ってないです。

 テレビの編集の続き。とりあえず最後まで。
 
 10月31日(土)
 映画館へ。
 『母なる証明』ポン・ジュノ監督
 『殺人の追憶』『グエムル』につづくポン・ジュノ作なので公開日からいそいそを出かけました。力強いキャラクター造型と1つ1つ独特な描写は変わらず圧倒的に面白いですね。当初は力強いながらも(過去2作と比べると)静か目な始まりだったので、どうだろう・・・、「殺人の追憶」ほどではないかな・・・と思ってましたが、段々のめり込んでいって、最後はやっぱり持っていかれましたね。冒頭の静か目は安定感と言い換えてもいいのかもしれません。
 必ず入る独特な描写、例えば、お母さんが立小便してる息子に薬を飲ますとか、忙しい弁護士がバイキングは立ったまま食べる、きわめて効率的だとか、ペットボトルを倒して水が広がっていくとか(観てないとわからないですよね、ぜひ観てください)、もう手馴れたもんだけど観ていてにんまりとしてしまいます。
 ウォンビンも、5年ぶりの役者復帰だそうですが(色々ありましたもんね)、よかったですよ。ウォンビンだということを忘れてしまうくらい役にはまってました。
 やっぱり面白かったなぁ。韓国監督では、ポン・ジュノとパク・チャヌクが好きですね、私は。
 ☆5つ。

 午後3時から映画『幸福な結末』の打ち合わせ。撮影監督の今井さん事務所にて。移動して6時からは山路というお店で懇親会。今日は9時過ぎに帰宅。

 11月1日(日)
 午前中にテレビの編集の仕上げ。それからプールに行く。
 午後から小坂本町一丁目映画祭Vol.8の2次選考上映会。全国応募作の選考は、2次選考制で、1次はメンバーを3班に分けて分担して鑑賞・選考、そこで絞って2次はなるべくメンバーみんなで観て、最終的には統括メンバーで行う企画会議にて上映作を決定します。うちの映画祭はコンテストではないというのがコンセプトですので、ジャンルバランスや地元作とか監督等が映画祭に来てもらえるかとか映画製作の体制とかいろいろ考慮して決めます。上映作が決まるのは、11月中旬でしょうか。
 今日は2次選考ということで、17作品を午後1時半から8時前までかけて観ましたよ。疲れましたが、でもどの作品も面白かったですねぇ。どの作品を上映しても全然かまわないっていうレベルでした。上映作決めるの大変だなぁ。うれしい悲鳴。

 『幸福な結末』懇親会の様子。「えーと、1人あたりいくらですね~」という終わり間際なのでみんな立って財布を出してます。


 小坂本町一丁目映画祭上映作選考会。とよた市民活動センター会議室にて。暗くて見えないですがメンバーが十数人で鑑賞してます。
  

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