2008年10月31日

読書、映画祭応募作の選考

 10月29日(水)
 映画関係の作業はちょっと休んで読書。
 佐野眞一著「東電OL殺人事件」。この前紹介した桐野夏生著「グロテスク」のモチーフとなった事件を追ったノンフィクションです。
 この事件は、東京電力に務めるエリート女性社員が数年間に渡り夜に売春をしてて(ホテトルに所属しつつ街中で直引きもして時には数千円で屋外で売春行為をすることもあったらしい)、多分売春をしながら客に殺され空家になっていた木造アパートで死後3週間後に発見されたという話題性から始まって、過熱したマスコミによる被害者やその家族への2次被害を通過し、殺人容疑で逮捕された不法就労のネパール人がどうも冤罪くさい、逮捕拘留等について多分に外国人差別があったんじゃないかというところに辿り着いているという非常に複雑な事件です(裁判は最高裁までいって無期懲役が確定。再審請求中)。
 このノンフィクションは、被害者の関係者になかなか接触できないとこを告白しつつ、捜査や裁判経過に重点を置いて書きながら、このOLがなぜこのような生活をすることになったのかを探ろうとしています。最終的には、とても彼女の心の闇を探り出すことは出来ない、でも彼女になぜか惹かれてしまうという作者の正直さ、真摯さがあって好感のもてる本でした。
 それにしてもとても一言では語れない重くて複雑な事件ですね。

 10月30日(木)
 今日も読書。村上春樹他による「東京するめクラブ地球のはぐれ方」。村上春樹のゆるい系旅雑文集です。文庫が出てたので買ってきました。面白い面白いと読んでしまう。名古屋編がトップで、これもなかなか面白いです(怒る人もいそうだけど)。
 
 それから、ここ数日、『少したのしい』の修正カットを撮影の岩松さんにファイルバンクで少しずつ送る。
 映り込み(画面の端にレフ板とか人影とかが映ってしまっていること)や画面の揺れ(クレーンや移動撮影で不必要な揺れがある場合)を修正してもらうためです。そういうことが出来るんですよ。基本的には1フレームずつ(1秒間に24とか30のフレームの連続で動いている)修正していくわけです(多分)。お疲れ様です、岩松さん。

 10月31日(金)
 夜8時から、M.I.F.の広報担当の映画祭に向けての打ち合わせに参加。昨年私が担当したので引継ぎのため。宮町のサイゼリアにて。
 家に帰ってからは、11時から映画祭上映作の応募作の選考について石川君と伴野紀子さんとスカイプ打ち合わせ。スカイプってのはPCで複数人で話が出来る便利な電話です。無料です。でも久しぶりのスカイプで、マイク繋げたら調子悪くて手間取った。2次選考上映会(2次選考はメンバーみんなで鑑賞して決めます)を11月7・8日にすることを決める。

 選考について、私が担当した3班(M.I.F.メンバーを3つの班に分け、応募作を3グループに分けて、それぞれ鑑賞評価して選考するのが1次審査なのです)の結果を整理する。単純に評価点だけではどうしても画一的な評価になってしまうので(小坂本町一丁目映画祭はコンテストではないというコンセプトもあり、尺やジャンルや作り方の体制や色々なことを考慮して上映作を決めてます)、点数平均だけでなくて、順位平均やジャンル分けやその他いろいろな検証資料を作成する。
 エクセル相手ですごーく大変で地道な作業だった。
 
 でも、全国から応募してくれた方々の気持ちを思うと、こういうのは疎かに出来ないんですよね。
 私も作った映画を全国の色々な映画祭やコンペに応募してて、入選するかしないかは審査員の好みとか上映作の配分とか運とかに非常に左右されるということはわかりつつも、でも落選の知らせが届くとやっぱりがっかりしますからね。そういうのを思うと本当に責任重大だと思ってます。

 今回1次審査では、各班9人で相対的な基準として評価点数をつけたのですが、9人の配点を見ても人によって評価というのは本当に全く違うのだなという印象を改めて持ちました。評価点平均選考を基準とする限り、わかりにくいものよりわかりやすいもの、とんがっているものよりまとまっているものが点数が高くなりやすいということを差し引いても、わかりやすいまとまった作品の中でも各人によってやはり評価が違います。これは、好みとか、どこに重点を置いて観てるのかとか、それぞれの映画観の違いなんですよねぇ、多分。
 だから、もし応募した方、色々なコンペに応募してる方でこれを読んでる人がいたら大きな声で言っちゃいますが、上映されるかされないかは本当にちょっとした運というか映画祭ごとの好み傾向というかそういうものですのでどうか気にしないでください。「私の作品上映しないなんて、わかってねーなー」って思ってください。
 だって、私は17本観ましたが、半分、いや3分の2は「上映しても全然大丈夫だなぁ、この作品のここは捨てがたいなぁ」って思いましたから。まあ、あとの3分の1は・・・、がんばってください。  

Posted by みふだいひょう at 23:00Comments(0)

2008年10月29日

「グロテスク」

 10月28日(火)
 午後から休日出勤の代休。やはり疲れが残っているのかぐっすり寝てしまいました。

 夕方本屋に行って本漁り。
 
 そういえば、これは台湾旅行前に買って旅行中で読了したんですが、桐野夏生の「グロテスク」はすごかったですねぇ。圧倒的に面白かった。上下巻を一気に読んでしまいました。
 東電OL殺人事件をモチーフにしつつも、それを飛び越えてしまう、出てくる人たちの業の渦巻きのすごさは簡単には感想に出来ないですね。いや~、面白かった。どうも最近小説面白いですよ。

 ということで、小説をたくさん買ってきてしまいました。

  

Posted by みふだいひょう at 00:17Comments(0)

2008年10月27日

『ICHI』、テレビ・ラジオ収録

 10月26日(日)
 打ち上げ明けの重い体を起して仕事へ。イベントの撮影。
 でも、あんまり二日酔いじゃなかった。考えるに飲んでたのが発泡酒だったからですね。へぇ~、違うもんですね。

 夜に映画を観にM三好へ。

 『ICHI』曽利文彦監督
 綾瀬はるかが女座頭市をやってる時代劇。綾瀬はるか乗ってますね、映画出演作が続きます。
 クライマックスが弱いとか、綾瀬はるかはしゃべんない方がよかったなとか(あっさりと過去を説明してしまう)、盲目の少女の回想の割には視覚的だなとか言い出せばキリがないんですが、でも面白かったです。ここっていうところで思わずにんまりしてしまうカットがたくさんありました。ともすれば劇画っぽくなってしまう話をグッと時代劇に踏みとどまらせる重厚さは、ここぞで外してないカットや演出のためだと思います。殺陣もさまになってたし。
 あまめに☆4つで。

 10月27日(月)
 小坂本町一丁目テレビのトーク収録。エフエムとよたのスタジオにて。ゲストはメンバーの鈴木牧穂さんと植田安彦さん。
 そのまま同じスタジオで小坂本町一丁目ラジオも収録。今週の木曜日放送分です。今月は木曜日が5回あるので臨時で私とホーリーさんとで。牧穂ちゃんと植田さんもそのままゲスト出演。

 ホーリーさんと梅坪鳥でんで釜飯を食べながら、映画祭への準備に向けての話と『少したのしい』の感想を聞く。
 M.I.F.が大きくなってなかなかホーリーさんと2人でゆっくり話をする機会がないのですが、8年にわたって一緒に活動してきた人なのでたまにこうやって活動のことを色々話すのは必要だと思ってます。コンセプトの確認と言いましょうか、考え方のすり合わせといいましょうか。
 旧知だとつい「わかってるつもり」「わかってるだろう」ってことになってしまうのでね。  

Posted by みふだいひょう at 23:00Comments(0)

2008年10月25日

『少したのしい』打ち上げ

 10月25日(土)
 クランクアップから1ヶ月、今日はM.I.F.製作『少したのしい』の撮影打ち上げです。

 この日は、午後2時半から豊田市内保見町にある某公共施設の広い和室を借りてM.I.F.のもう1本の製作映画『The Wonderful Family』の撮影。主人公が会社の壮行会(宴会)に参加するシーンの撮影で、少したのしいのスタッフやキャストもエキストラで参加。私は、隅っこで少したのしいの試写準備や電車で打ち上げ参加する人の送迎をやっておりました。
 撮影はつつがなく午後4時半に終了。

 そして、そのまま同じ場所で『少したのしい』『The Wonderful Family』のクランクアップ打ち上げ、兼、この日午前中に撮影をしていた小坂本町一丁目テレビ内ドラマ『渡刈の晩ごはん』のキャストもエキストラ参加してくれたということでその慰労会が始まりました。

 それでは、ドドーンと写真でどうぞ。


『The Wonderful Family』クランクアップ記念写真 主人公が有人衛星に乗る話なんです。


打ち上げ前に『少したのしい』の初号試写。試写が終わって拍手の嵐


そして打ち上げ開始。40人以上が参加


『少したのしい』主演の水野晴子ちゃんと古田優佳ちゃんと私


『少したのしい』出演矢野槙貴子さんと『渡刈の晩ごはん』出演の加藤唯さん


『少したのしい』出演の清水さん、工藤さん、あんしょうさん


『少したのしい』出演古川さん、土屋さん


キャスト協力してくれたバーサスプロダクションの社長さんも駆けつけてくれました。

ということで、打ち上げは午後7時に一応お開きになりましたが、残った人はその後も9時まで飲み続け、それでも飽き足らない人は(私も)豊田市街に出て居酒屋で3次会までやりました。

 監督は、初号試写ってものすごく緊張するんですが(みんなの反応が恐いので)、打ち上げで感想や意見を色々聞いたのですが、概ね好評だったとホッとしております。
 が、まだまだ完成までは遠い道のりです。試写というのはスタッフの意見を聞いてそこから修正するためのものでもありますので。「にここはもっとこうした方が」という意見もたくさんもらいましたので、コツコツ直していきます。

 ま、でも編集は一旦ちょっと休憩ですね。ちょっと離れてまた見直すと違う感触もあると思うので。  

Posted by みふだいひょう at 23:00Comments(0)

2008年10月24日

打ち上げ準備な数日

 10月22日(水)
 25日にやる映画『少したのしい』の打ち上げは、M.I.F.製作のもう1本『ザ・ワンダフル・ファミリー』の最終撮影と打ち上げと合同ということでかなりの人数になりそう。
 ワンフルの助監督ポッポ鈴木さんと出席者の打ち合わせで名簿のやりとりをする。

 10月23日(木)
 とよた演劇アカデミーの修了公演(来年3月8日の予定)についての打ち合わせ。作演出の石黒さんの演出プランを聞いたりその他もろもろ。
 オムニバス形式で幕間に映像を挟むということで、その取り仕切りをするのですが、基本的には全てを受講生(これから受講生の中から映像製作チームを作るんですが)に任せてやっていきたいという話をする。うまくいくかどうかはわかりませんが・・・。

 10月24日(金)
 明日の『少したのしい』打ち上げ&試写用に映像をテープに書き出す。DVDにも数枚書き出す。
 明日の打ち上げは40人を超えそうですね。何かイベントをやるには人を集めないわけにはいかないM.I.F.の本能と言いましょうか。  

Posted by みふだいひょう at 23:00Comments(0)

2008年10月22日

サテンドールズ

 10月21日(火)
 『少したのしい』色々な人にお願いに行く行脚(メンバー外のスタッフ依頼、衣装、メイク、グラフィックデザインなどなど依頼の旅)も今回が最終回。映画のエンディングテーマに楽曲提供をしてくれる、名古屋で活躍中のバンドSatin dollsさんに藤ヶ丘まで会いに行きました。
 メンバー4人全員が揃ってくれて、楽曲使用の承諾、その他もろもろ細かい使用も快くOKしていただく。それから、お互いの活動状況なんかの話もして、都合がつけば是非映画祭にも来てくださいとお誘いもして。
 Satin dollsは、エフエムとよたのパーソナリティちえみさんを通して紹介してもらったんですが、なかなかいい曲作ってるいいバンドでして(そっこり発売してるCDを全部買って聞いてみましたから)、結構コンテストでも常連で(今はもうそういうのはひと段落です、とのことでしたが)、名古屋を中心にライブ活動をしてるそうです。
 4人とも若いんだよね~、15歳も年下だったですよ。
 
 で、このブログ用に写真を撮らせてもらおうと思ってたのにやっぱり忘れました。このブログのタイトル「写真撮るの忘れました」に変えようかな。

 というわけで、Satin dollssの詳しいことは、サイトにどうぞ!http://satindolls.info/pc.html  

Posted by みふだいひょう at 02:09Comments(1)

2008年10月20日

応募作鑑賞、ドラマ撮影、飲み会

 10月17日(金)
 2月15日(日)に開催する小坂本町一丁目映画祭Vol.7への全国からの応募作品を鑑賞する。全国募集は前回からはじめたのですが、前回から倍増の49本の応募作がありました。みなさん本当にありがとうございます。
 で、1日の映画祭日程では応募いただいた作品を全部上映するわけにはいかず(15時間分以上あるので)、苦渋の選択で上映作を選ばなくてはなりません。これ、ほんとうにつらい。

 この映画祭は、コンテストではなく交流がコンセプト、幅広くいろんなジャンル、種類、時間の映画を豊田~三河の人たちに観てもらおうというのがコンセプトです。が、やはりそれなりの評価をしなければ相対的な選定が出来ないということで、前回は応募作をメンバー全員で観て決めたのですが、今回49本全てをさすがに全員が観ることは困難ということで、メンバーを3グループにわけ、応募作の3分の1づつを観て1次選考をすることになりました。1作を9人で観るということになります。で私の割り当ては17本。

 編集作業中は全く見れなかったので、尺の短いものから観ていく。応募本数が増えるとなかなかつらい作品も多いかなぁと思ってましたが、なにがなにがどれもこれも力作でレベルが高いですよ。「すげーなー」と観ながらつぶやいてました。一応採点表があって、観るごとに採点とコメントを書いていきます。すぐ書かないと忘れてしまうので。
 今日1日で半分を見る。

 10月18日(土)
 トヨタグランドに行って映画鑑賞。『純喫茶磯辺』。

 面白かったです。オフビートな感じは三木聡監督作をもうちょっとギャク感を薄くした感じでしょうか。キャスティングがよかったですね。仲里依紗ちゃんの普通の高校生感がよかったし、なにより、麻生久美子が抜群によかった。どうも上手く生きられない得体が知れないんだけどでもふっとその寂しさを共感させてしまう感じがとてもよかった。
 映画を作る身として、最近この”うまく生きられない人”というキャラクターに非常に興味があって目がいってしまうんですよね。宮迫扮する主人公みたいな上手く生きられないキャラじゃなくて、麻生久美子演じるキャラ的な方です。そういうキャラクターにふっと近寄っていく瞬間をどう描くかというような。多分、誰しも”上手く生きられない”と思ったことがあるからなんじゃないかと思うのですが。
 『少したのしい』にも上手く生きられない人たちが何人か出てきます。ふっと共感してもらえたら少しうれしい。

 昨日の続きで、映画祭応募作を鑑賞。あと1本を残して16本を観了。

 10月19日(日)
 朝7時半から、小坂本町一丁目テレビ内ミニドラマ「渡刈の晩ごはん」の撮影参加。今回は照明係。
 午後7時前に終了。1日撮影参加してるとさすがに疲れる体になってしまって、帰ってから寝てしまう。

 10月20日(月)
 とよた演劇アカデミー関係の飲み会。石黒さんや葵真弓さん、実験劇場のチラシデザインをしたT-Wangでおなじみのエーディのアートディレクター土井さんなど。結構飲んでしまった。
 M.I.F.メンバーでもありアカデミー受講生でもある豊田高専の川合君も来てて、今日のために昨日川合君監督の新作『リメインズ』をDVDで観たので、その感想を帰り際に家の前で話す。ちょびっときびしいことを言っちゃいました。  

Posted by みふだいひょう at 23:00Comments(0)

2008年10月17日

とりあえず初号は出来た

 10月15日(水)
 とよた演劇アカデミーの実行委員会。3月の修了公演のキャストスタッフの確認。最近ほとんど顔が出せてないので、受講生さんの名前だけでは誰なのかイマイチわからず。
 オムニバス形式で、間に映像を挟みたいとのことで、私が先生になって受講生と作っていくんですが、その打ち合わせも少しする。

 CG担当の菊地さんからCGを入れた映像が届いたのでそれをはめる。
 それから、当初よりエンドクレジットに画像を挟み込もうと思っていたので、スチール担当の鈴木大和さんが撮ってくれたスチールから選定。何百枚の中からの(600枚くらいあった)20枚くらいなので迷う。
 なんとか選んではめる。ということで、とりあえず最後まで繋がったことになります。

 焦らずにじっくりやってると2週間くらいかかるかなと思ってましたが、結局1週間で繋がりました。繋がったといってもまだまだ完成版ではありませんけどね。写りこみが結構あったので消しこみが必要ですし(色々写り込んでたよ、みんな)、音の調整もまだまだですし、音楽もまだデモだし、スタッフの意見を聞いての修正も必要ですし。でもとりあえず最後まで繋がったのでめでたい。とりあえず撮りこぼしはなかったですよ。撮り直しも必要ないかな、多分。

 出来はどうか?編集をしていると、全体を通しての冷静な評価というのは難しいんですよねぇ。
 事実だけを正直に言うと、編集しながら思わず笑ってしまったシーンは結構ありました。かっこいいカットも結構ありました。最初に通して観た時は「やばいよ、傑作じゃないか」と思ってしまいました。1日経ってもう1回観た時は「う~ん、でもちょっとラストがわかりにくいかな」とも思いました。菊地さん作成のCGを古川さんのところに取りに行った時古川さんと話してて気持ちが変わって帰ってからラストの1カットを入れ替えました(古川さんが観てということではなくて話しながら気持ちが変わってです)。
 こんな感じで非常に揺れるんですよね、気持ちが。ものすごーい至近距離で人の顔を見てて、引いて見ても美人なのかなんなのかわかんないって感じかなぁ。

 ただ、1つ最後まで繋がって、観て、言えることは「みんな本当にがんばってくれたなぁ」ということです。画面からそういうのがひしひしと伝わってくるんだよね、本当に。

 10月16日(木)
 もう締め切り過ぎてていつ怒られるかとびくびくしてたCOA11月号のDVD紹介原稿を書いて送る。今回は『アフタースクール』。

 『少したのしい』を通しで見ながら気づいたところを直して、全体を書き出して今日も通しで観てみる。通しで観るのは3回目くらい?打ち上げ&試写までにまだ時間があるので、ちょこちょこ直してしまうとは思いますが、とりあえずはこのバージョンで初号試写に臨みます。  

Posted by みふだいひょう at 01:01Comments(1)

2008年10月14日

バーサスオーディションに行く、そして最後まで繋がる

 10月13日(月)
 祝日。編集の手を一旦休めて、名古屋のバーサスプロダクションにオーディションの審査員をしに行く。メンバーの岩松さんと松崎君と3人で。社長に誘われて。ほぼただ座っているだけですが、色々な応募者をじっと見ているだけで結構疲れますね。向こうも真剣ですから、いい加減に見てるわけにはいかないので。
 午後1時に行って、6時過ぎまで。

 家に帰ってご飯を食べるつもりでしたが、遅くなったので松崎君と食べようと思うも、松崎君のおススメの店がことごとく休みだったり込んでたりして、最後は山の手の南陽へ。ラーメンとチャーハンと青菜炒めと杏仁豆腐を食べる。南陽の杏仁はおいしい。

 帰ってきて編集の続き。とりあえず最後まで繋ぐ。エンドクレジット前まで。1人静かに感慨にふける。ここまでを書き出してみて通しで観てみる。

 10月14日(火)
 エンドクレジット作り。これ結構時間がかかります。今回はロールじゃないので、キャストスタッフの人数をエンディング曲内にうまくはまるように割り振って作らなくてはいけませんから。  

Posted by みふだいひょう at 23:00Comments(0)

2008年10月13日

編集、編集、編集

 10月9日(木)
 映画製作過程をリアルタイムでと思ってブログを書いてますが、編集に集中してしまってなかなか書けませんね。
 ということで、この日も『少したのしい』の編集に集中。3分の1くらいまでいく。

 8月10日(金)
 引き続き編集に集中。明け方まで。
 

 10月11日(土)
 ちょっと一服のためがんばって起きて映画を観に。
 
 『おくりびと』滝田洋二郎監督
 とても評判がいいので観てみました。そうですね、まわりの人は色々と説明してくれちゃいますが、もっくんの寡黙な感じがよかったですね。葬儀屋の建物も外観もよかったです。
 もっくんと山崎努に挟まれるとどうしても広末涼子の演技は分が悪いですが、許しちゃいます、かわいいから。広末涼子昔から好きなんです。
 それにしても大ヒットですね。もう公開してかなり経つけど結構いっぱいだった。さらにものすごーく年齢層が高かった。私たちが一番若いくらいだったですよ。口コミでロングランのパターンですね。松竹さんよかったですね。

 昼飯に元町のあさくまへ。サラダバー好きとしては、レッドロブスターが閉店してから冬の時代だったんですが、この前久しぶりにあさくまのサラダバーの様子を見に行ったらサラダバーのみメニューが新しく作られてたので。今までは何かメイン料理を頼まないとサラダバーをつけられなかったのが、サラダバーのみでもよくなったということです。メイン料理食べちゃうとサラダそんなに食べられないからあさくまには行ってなかった。値段はランチ時980円、夜1,680円。
 内容的にはレッドロブスターの充実ぶりには及ばないけど、あさくまポタージュスープとソフトクリームがあるのがうれしいですね、サラダじゃないけど。

 帰ってきて少し昼寝して(さすがに)、プールに行く。

 川口助監督が仕事が大変忙しいようで、助監督に代わり『少したのしい』のキャストスタッフに打ち上げ&試写会の案内を出す。10月25日に、現在撮影が進んでいるM.I.F.製作のもう1本の映画『The Wonderful Family』の撮影最終日で、宴会シーンを撮影するとのとこで、すこたの組もスタッフキャストがエキストラ出演して、そのまま2作の打ち上げをしてしまおうという流れです。で、どうせなら『少したのしい』の初号試写をしてしまおうと。

 そして、編集。3分の2くらいまでいく。今日も明け方まで。

 10月12日(日)
 どこにも出かけずにただただ編集。5分の4くらいまでいく。  

Posted by みふだいひょう at 06:17Comments(0)

2008年10月09日

編集開始しました

 10月5日(日)
 昼から実家の方のお祭りの氏子の手伝い。実家田舎なんです。

 夜は妹夫婦と母親と、あれは何町なんでしょう、学泉大学の近くの一福というちゃんこ鍋屋さんに行く。初めて行きましたがとても美味しかったです。塩味を食べる。お祭りのなおらいでお酒を飲んで(なおらいってのはお神酒を飲む宴会ですね)、ここでもビールを飲む。
 ということで、編集作業には入れず。

 10月6日(月)
 仕事が忙しい時期で帰りが遅い。

 ホーリーさん宅にて小坂本町一丁目テレビ内コーナードラマ「渡刈の晩ごはん」の反省会&打ち合わせ。1時間ほど遅れて行く。打ち合わせは、伴野悠吏監督の回と、伴野紀子脚本・秋山君監督の回分。伴野悠吏監督作はしみじみとちょっとせつなめ、伴野紀子脚本はコメディ全開でなかなか面白いですよ。第8話と9話ですね。

 メンバーの原田君からコーナー「the edge」の完パケが届いたので、帰ってからテレビ10月放送分の最終編集、テープへの書き出し。

 それから、映画『少したのしい』の音楽をシンセからPCへの取り込み作業。ミキシングしながらの作業なので結構時間がかかる。

 10月7日(火)
 音楽のPCへの取り込み作業の続き。18個のwav.音源が出来ました。いわゆる曲は長短合わせて10曲程度、あとはSE系(効果音ですね)の音源です。
 そして、いよいよ編集に入る。と言いつつ、今日は映画で使用する文字のフォントを決める。フォントって結構重要で、映画の雰囲気を表しますからね。結構たくさんフォント持ってるので選んでると時間がかかります。
 一番最初の、「製作 M.I.F.」ってのの文字バランスがなかなかしっくりこなくて、それも時間がかかった。

 10月8日(水)
 昨日納品した小坂本町一丁目テレビに、局からクレームがついて編集のし直しをする。放送自主映画を差し替えて欲しいとのこと。「え?」って思ったけど、こういうこともありますので恨み節は言わない。

 昨日から始めた編集の続き。毎日ちょっとでもやりたいので。「編集やりたいやりたい、楽しい楽しい」って思えてるので大丈夫だなと自分に納得する。編集がつらいって思うようになったら、ちょっといかんですから。スタッフキャストががんばって撮った映像を1つ1つ繋げて形にしていくのは、そりゃ、もう、楽しいの一言ですよ。  

Posted by みふだいひょう at 03:05Comments(0)

2008年10月05日

音楽製作終了

 10月4日(土)
 特に予定のない休日。
 昼間に昨日の続きの座談会の文字起し。とりあえず最後まで出来た。10月中旬にはサイトにアップできそう。

 昼寝をしてからプールへ。
 晩飯は、台湾旅行で余った元を使うために空港で買った台湾そうめんを食べてみる。う-ん、まあまあ。6人分が1つの袋に入ってるんだよね、粉末スープとかも。ちょっと不便。

 久しぶりに『少したのしい』の音楽製作。なんやかんやと1週間空いてしまった。
 短いものを2曲分録音。音楽は編集しながら映像に乗せて、長さとかテンポとかをみつつ再度ちゃんと作り直すことになるとは思いますが、とりあえずデモ録音はこれで終了です。
 ということで、いよいよ明日から編集に入ります。といいつつ明日は昼から夜まで予定があってできなそうだけど・・・。  

Posted by みふだいひょう at 02:19Comments(0)

2008年10月04日

テレビとラジオ、映画祭応募作、夜更かし

 10月1日(水)
 久しぶりの出勤。仕事がたまって忙しい。
 と言いつつ頑張って7時前に職場を出る。まずは小坂本町一丁目テレビのトーク部分収録。
 ホーリーさんとキャメラマンをやってくれた原田君と上豊田のみっていラーメンで晩飯食べながら11月にやる予定のワークショップの話をする。

 告知を2つ
 11月15日(土)午後1時半から、豊田市福祉センターでワークショップをやります。実技編ということで、みんなで数分の映画を作ってしまおうというワークショップです。参加費500円。
 さらに、午後7時からはこざほんクラブ交流会っていう飲み会もやります。場所はまだ未定。ワークショップと両方出てもいいし、どちらかだけでもいいです。
 詳しくは、もうすぐM.I.F.サイトに出ると思います。メルマガでも告知すると思います。メルマガ希望もサイトまで。

 それからエフエムとよたに行ってラジオ収録。帰ったら12時前だった。疲れた。

 10月2日(木)
 職場の親睦会で川口やなへ。今年でやな3回目です。いろいろ付き合いがありますな。
 9時前に帰ってきたので、仮眠して音楽製作をやろうと思ったけど、そのままずうーっと寝てしまった。疲れてますね。

 10月3日(金)
 M.I.F.の総務部の打ち合わせ&作業。小坂本町一丁目映画祭Vol.7の応募映画作品の整理です。な、な、なんと今回の応募作は予想をはるかに上回る48本の応募がありました。前回が24本ですから倍増です。
 応募全作を上映したいのはやまやまなんですが、時間の都合でできないので、苦渋の選考をしなくてはなりません。ただ、こざほん映画祭はコンテストではありませんので、ジャンルや時間や製作者が映画祭に来れるかなどを考慮して上映作を決めます。
 とにかく応募作を観なくてははじまりませんので、メンバー全員が分担して鑑賞することになります。その分担分け、応募作品の整理をしました。

 帰ってから、先週やったM.I.F.全体会議の会議録を作ってみんなに送付。私が統括している総務部の映画祭の分担表を作って送付、テレビの新コーナーの企画書は作ってあったのでこれもみんなに送付。

 それから、テレビ10月放送分の編集。原田君の「the edge」のコーナーの差し替え部分以外は編集終了。

 それから、先週やった映画『少したのしい』サイト用座談会の文字起し。

 ふ~、金曜日なので夜更かしした。   

Posted by みふだいひょう at 05:00Comments(0)

2008年10月01日

台湾旅行

 9月30日(火)
 9月27日から3泊4日で台湾旅行に行ってきました。台北4日間です。遅い夏休みですね。
 ちょうど台風が直撃で(飛行機は飛びましたが)、行けなかった観光地もありましたが、まあゆっくりできてよかったです。
 ということで、今回は写真たくさんアップします。

 
台北の古い町並み。風情がありますね。


台湾ビール。たくさん飲みました。


台風の傷あと。


台湾は原付天国なんですよね。若い人もサラリーマンも渋滞を避けるために原付乗ってるんだそう。
雨でも地下鉄に乗らずにカッパを着て走ってました。


豆花(トウファ)というデザート。豆腐に小豆やタピオカやカキ氷をトッピングして糖蜜かけて食べる。
夜市ならトッピング3品で35元、約120円ですね。安い。美味しくて色んなところで3杯くらい食べました。


夜市の豆花屋台。


映画監督ホウ・シャオセンが理事長を務めるという映画館。元のアメリカ領事館だったそうだ。
DVD・書籍販売コーナーの壁に台湾監督の肖像があった。左から、ツァイ・ミンリャン、アン・リー、エドワード・ヤン、そしてホウ・シャオセン。錚々たる顔ぶれですね。


今回のツアーガイドの李さん。ツアーは私たちだけでつきっきりでガイドしてくれました。日本語ペラペラです。
ものごころついた時はもう戦争は終わってたけど、12人兄弟の11番目で両親も兄姉もみんな日本語を話してたので子供の頃からバイリンガルなんだそうだ。


有名な点心店ディンタイホンで小籠包を食べました。でも一番憶えてるのは店内をところ狭しと駆け回るウェイトレスさんがみんなピッタリタイトミニなこと。いやらしいおじさんになってしまった。
このお店はどうも名駅タカシマヤにもあるらしい。そこにもタイトミニのお姉さんがいるんだろうか・・・。  

Posted by みふだいひょう at 00:00Comments(0)