2012年04月02日

『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』

 お久しぶりです。
 4月から、多少時間に余裕ができるので、なんとかブログ復活させます。
 ということで、映画の感想から。

 『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』監督/テイト・テイラー
 アカデミーでオクタヴィア・スペンサーが助演女優賞を獲得して、日本で、アカデミーに絡んだ佳作をアカデミー宣伝に乗せて公開する”アカデミー受賞作上映週間”的な作品の内の1本。

 1960年代のミシシッピ州を舞台に、黒人への人種差別を描いた映画なんですが、もちろん、まっとうに当時の状況をちゃんと告発してる正攻法な映画なんですが、まずは、主演のエマ・ストーンがかわいくて、「かわいいけど、作家になりたくて人種差別を本にしようってちょっと危なっかしいな・・・」とか「今、黒人のメイドの話ってちょっと古くないか・・・」なんて思ってしまうんですが、進んでいくとこれが不思議とグイグイグイを観せるんですね。

 なんとなくジュリア・ロバーツに似てるジェシカ・チャステイン演じる白人貧困層出身の奥さんが、他の奥さんたちに差別されるくだりとか(ミニーと繋がっていく感じとか泣けちゃいます)、他の奥さんたちのキャラクターも徐々に見えてきて、声だかに人種差別を叫ぶのではなく、終始1つの街の中の話として、丁寧に人を描いているからか、決して中ダレしないんですね。

 なんていうんでしょう、笑って泣いて納得するという、まっとうなハリウッド映画を観たな~という観後感のある映画でした。ある意味では偽善的なハリウッド感ということも含めて(いい意味でね)、誰でも楽しめる映画になってたなと。
 
 それにしても、エマ・ストーンかわいかったです(個人的には好きなんです、ああいう感じ)。次は『アメージング・スパイダ―マン』でピーターの恋人役だそうです。へ~、売れっ子なんですね。
 ☆4つ。 



Posted by みふだいひょう at 18:25│Comments(0)
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